テーブルモジュールで作成する場合に型指定されたDataSetを使うが、型指定されたDataSetにドメインロジックを追加することでドメインモデルに近づけられる。このパターンのメリットはテーブルモジュールからドメインモデルに連続的に発展できるので、簡単な機能はテーブルモジュールでそのまま作成し、複雑な機能が必要になった時点でドメインモデル化できる。
では型指定されたDataSetをどのように粒度で作成するのが良いかが問題になる。これには関心事に分離したドメインモデルの粒度であるユーザ機能やユースケースが丁度良いと考えている。
具体的には以下のように開発するようになる
- 開発するユースケースまたはユーザ機能を識別
- 概念モデルから必要なクラスを識別し、関心事に分離したドメインモデルを作成
- ドメインモデルに関連するデータベース・テーブルを識別し、型指定されたDataSetを作成
- Partialクラスにドメインロジックを開発
- 型指定されたDataSetを読み書きするDACを開発
- 型指定されたDataSetをスキーマとするサービスを開発