2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Windows Workflow Foundation

WF

Windows Workflow Foundation(WF)がもう直ぐ出ますね。このWFはプロセスオートメーションやヒューマンワークフローなでに利用していくのであるが、もう少し抽象的に考えると、アクティビティと呼ばれるドメインに特化したオペコードを記述・実行するためのプ…

状態設計

DDD

組み込み系や制御系では、状態遷移図や表で状態を設計することは不可欠である。しかし、ビジネス系では状態の設計はあまり行われない。これはなぜなんだろう。ビジネス系のオブジェクトの状態設計が制御系に比べて単純になりやすいから? でもビジネス系の状…

ビジネスルールが表現可能なモデル

DDD

僕たちのチームでは、モデルは「概念モデル」・「分析モデル」・「設計モデル(ドメインモデル)」の3つのレベルで考える。このモデルを簡単に紹介すると。 概念モデルはビジネス上ユーザが利用している識別子から導出されるエンティティのみで表現されるト…

コード体系は制度

DDD

たぶんT字?本で、コード体系は実ビジネスの制度から決まっているような話が書いてあって、なるほどと感じていた。これは、コード体系が基本的にはコンピュータよりも人間のためのものであるということで、少なくともコード体系は実ビジネスの運用を考えて語…

リソース間の関係の意味論

DDD

複合キーに関連して、複数のリソースの組み合わせに従属するデータについて考えてみる。 代表的なところで以下の3つの例を考えてみる。 (部署+従業員)→配属日 (サービス+品目)→品目別料金 (商品+ロケーション)→在庫数 それぞれ、キーの組み合わせ…

アーキテクチャチームがコントロールするもの

ドメインモデル*1 アーキテクチャ ガイダンス(規約) DSL(開発ツール) *1:ドメインモデルの作成自体は業務チームとの共同作業

アプリケーション開発シナリオ

アプリケーション開発シナリオは、作成するアプリケーションやチーム体制で異なるはずで、既存の手順やルールをカスタマイズして適用することができればより生産性があがると考えている。このように考えると、アプリケーション開発も1つの業務として分析設…

MDAとDSLとドメインモデル

以前、コードの自動生成で利用する情報としてドメインモデルがよいとコメントしたが、よく考えると、これってMDAの考え方に近いのかな。 MDAはあまり現実的になく、DSLのような限定的なエリアでのコード生成が現実的な方法と思っていた自分としては、MDAをも…