トランザクションスクリプトのメリットは?

たぶん、現在最も利用されているビジネスロジックの実装方法はトランザクションスクリプトなんだろう。
なぜトランザクションスクリプトが好まれるのかな?

単純に昔からこの方法だからかな?
でもOOPバリバリの人でも業務アプリはトランザクションスクリプトで作成する人もいるから別の要因なんだろう。


あとは、1箇所にプログラムの動く順番で記述できる点かな?
たしかに、なんでも1箇所に記述できるため細かな責務や利用テクノロジの気にせず、プログラムの動く順番に記述できるので、プログラムを作る人にとっては分かり易いよな。ドメインモデルの場合1つの処理を複数のクラスに分割してコーディングすることになる点がどうも分かりにくいという指摘を受けることが多いよな。
同じようなことを、レイヤ構造とイベント処理についても指摘されたことがあったよな。
少し凝ったレイヤ構造(UI-Facade-BizLogic-DbAccess)のアーキテクチャと今までのUIのイベントで全て処理する方法を比較したときに、後者のほうが全てそこにコードが書いてあるから分かり易いという人が案外いたな。


他に思いつくとしたらなんだろう、ロジックが特化できる点かな?
構築するプログラムを考えるときに、その処理に限定されるので、その処理特有の制約などを前提にロジックを組める点も大きいかも。ほんでもって、他から利用されるようなことも考える必要がないため恣意的に構造化しても問題ないし。ドメインモデルの場合、Publicな処理はやっぱり汎用的に利用することを想定する必要があるため、どうしても処理のバリエーションなどいろいろなことを考えて構築しないといけないし。



これからはトランザクションスクリプトでいくかな(笑)