SIは力技だ

オブジェクト倶楽部の2006夏のイベントの資料をみていて

『プロジェクトを成功させる現場リーダーの守・破・離』

􀂄デザインゴール:SIチームで最優先すべきは「サクセス」。イノベーションではない。
􀂇「接戦に強い、大負けしない」スタイルを目指す
􀂄クオリティ、コスト、デリバリー重視
􀂇天才的な人材がいなくても勝てる
􀂇高いプロ意識と、成功する喜び

が気になった。

SIをやっていると、「SIは力技だ」などの声が良く聞こえてくる。これはSIプロジェクトでは、きれいさよりもドライブする力が重要であるということをいっているのだと思う。分かる部分もあるが、ただ闇雲に力技でプロジェクトを推進しても駄目で、プロジェクトをコントロールする必要がある。

上記の書かれている点は、このコントロールするときの指針として役立つものではないかと感じた。

あと、コントロールを考えた場合に重要なのは何をコントロールするかである。まずはリスクコントロールではないか。リスク種類もいろいろあるが、納期・チーム構成などのプロセスリスク、新しい技術や手法の技術リスク、仕様がどの程度決定・安定しているかの仕様リスクぐらいをまずは考えておけばよいか。