ドメインモデル貧血症はダメなのか?

ドメインモデル貧血症の実装は避けるべきなのか?
O/Rマッピング製品が充実してきている現状では特別など導入コストも少ないため、SQL文を記述するトランザクションスクリプトよりも、コードが短くなってメリットがあると考えられないか。トランザクションスクリプトで複雑なSQL文を記述されてしまう問題も減らすこともできるし。

(リッチ)ドメインモデルと比べた場合、デメリットとしては再利用性や複雑さの制御をプログラムレベルに持ち込めないことはあるが、再利用性は割り切ってしまえば諦めれるし、複雑さの制御は振る舞い的なものであればプログラムの構造化である程度対処できる。*1
メリットはテーブルをそのままエンティティとして扱えるので、共通化や敷居の高い抽象化などの設計をやらなくてもよく、簡単にコードを書くことができる。あとは力技でロジックを組んでいけばよいということになる。

*1:データ構造が複雑なものはなかなか難しい